日常をハンガーにかけて − ときどき止まってみるということ

アンティーク時計と白い陶器が並ぶ棚

日常生活で(あるいは人生でも)
一瞬一瞬を止めてみることは、
余白をつくることに似ている気がします。

それは、微調整でもあり、
深呼吸のようなものでもあります。

行きすぎないように。
見逃さないように。
掴みすぎないように。

けれど、感触を得られるように。

湖畔に伸びる木の枝と、静かな水面

いつもなら気にとめず流してしまうものも
一度ピタッと止めて見てみると
案外、ちがう世界が広がっていたりします。

お気に入りの服をハンガーにかけて
少し離れて眺めてみると、
「やっぱり、いいな」と惚れ惚れするように、

日常も、一度ハンガーにかけて
少しさがって眺めてみるといいかも。

晴天の空
葉がこすれる音
足下の土の沈み具合
水辺を渡る、ちょうどいい風

小さい花を見つけては立ち止まり、
「これは何の花だろう」と画像検索。
少し歩いて写真を撮り、
少し歩いて湖面を見渡す。

無抵抗に、自然に体をさらす時間。
それはきっと、受け取りの時間。

すべてが静かに動いていて、
その中で、わたしだけが一瞬「止まる」。

そんなふうにして
また歩き出すと、
見えるものが少しだけ変わっている気がするのです。

木々の緑と湖を望む、柵越しの風景
湖畔に立つ傾いた木と、奥に広がる水面
石畳の小道と木製の柵、葉の影が落ちる
木々のすき間から遠くの山と湖を望む
湖を囲むように広がる、静かな草地と空
湖にのびる木の桟橋と遠くの水面
レトロな建物と、木立に囲まれた湖畔
木漏れ日が注ぐ縁側と、木の柱の影
木漏れ日が注ぐ縁側と、木の柱の影
古い木の柱と格子の窓、外の緑がぼやける
湖のきらめき
窓から外を眺める人の後ろ姿、湖の景色がぼんやりと見える
レースのようなカーテンと木枠の窓、外の緑がぼやけて映る
筆記体で綴られたノートと万年筆が置かれた机