手帳をゆっくり触ろう、と朝の早いうちにカフェに入店。
そこは近所ではないので年に数える程度なのに、いつも座りたい席は決まっていて、今回も安定の場所を確保できました。
あと30分もすれば、店内も混んでくるだろう時間帯は、混雑の前の静けさみたいでちょっと好き。
カフェ時間の、好きの強度が高まる瞬間です。
どこへ行くにも連れていく、わたしの手帳。
その時の想いゴトをできるだけリアルタイムで記入したり、何度も読み返したいメモの集結手帳です。
わたしはこの手帳を、自分専用のラウンジに育てています。
この手帳を開くと、いつどこにいても、
ホテルや空港のラウンジで高揚した気分で書きものができるような、そんな手帳に育てていきたいと励んでいます。
そのために、
・自分はどんな時に心地よさを感じるのか
・どんな空気の中で書くと、清々しく手帳と向き合えるのか
・手帳を触りたい、文字を書きたい、と衝動が走るのはどんなときか
こんな問いを自分に投げかけ、マグカップを口へ運びゆるゆると考えます。
天気や季節、飲み物やおやつ、周囲の人の賑わいの加減など、手帳タイムを取り巻く環境の違いは無限なので、自分の気分に合わせた手帳パターンをいくつか用意したいな、と。
これは、心が乱れたときに戻っていける場所を用意することでもあります。
手帳を開けば、心が安らぐ。
日常に落ちているチクっとする出来事を前に、たとえ解決までは至らなくとも、少しだけ安堵して息つぎできる。
休息とエネルギーチャージを兼ね備えた、圧迫のない場所。
そんな「わたし空間」が、この手帳の中で築かれていきます。